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65年型、DSのフランス本国版<取り説>です。本物はA5版で約40ページですが、写真のページのみご紹介します。以下の写真からは、これが今から半世紀・50年も昔の設計とは信じ難いですね。 @バンドで留めたスペアタイヤやバケツのようなLHSUのタンク。初期にはLHSと言う赤い植物性のオイルで始まったハイドロですが、65年の夏まで(何とフランス的か、バカンスまで)はLHSUで、それ以後、鉱物性・緑のLHMになりました。 ![]() A1本バーのステアリングはこの位置がニュートラル。スターターSWは、編み棒のようなチェンジレバーで操作し、ギアは押して1速、引いて2速、右へ3・4速と変速します。ダッシュボードに取り付いたバックミラーが可愛いですね。足元左下に車高調節レバーが見えます。 ![]() Bゴムボールのようなブレーキペダル。単なる油圧スイッチなのでこれでOK、実にフランス的であり合理的。パーキングブレーキは、当時既に足踏み式です。 ![]() C現代に比べると簡素なダッシュ、真空管式ラジオ!は高価でオプション扱いでした。スイッチONでも直ぐには鳴りません。真空管が温まるまでじっと我慢でしたが、今のオーディオより随分と軟らかな音質だったような…。 ![]() Dバッテリーが弱ったときに使う、エンジン・スターター用のクランク。バッテリーの信頼性が低かったので、国産・外車を問わずどんな車にもありました。現代でもあれば便利な装備ですね。ブレーキペダルはCXと同じです。リアフェンダーの外し方も興味深いところです。 ![]() E後輪はフェンダーを外して交換します。ホイールキャップを外す為の専用工具まで! ![]() Fジャッキは単なるつっかい棒。最高位に上げて差込み、車高を下げてOKです。 ![]() Gエンジン・オイルのフィラーとドレン、ギアボックスのドレンが見えます。オイル・フィルターもここなので、随分と大きなフィラーが付いてます。 ![]() H今では珍しくなったキャブレター。 ![]() I美しいシビエとマルシャルのレンズカット。若かりし頃、これらのランプに憧れたものでした。ルーフ後端にデザインされたフラッシャーランプや微妙なカーブを描くフロント・サイドランプ、リアのコンビネーションランプもワンタッチで着脱。華美に走らず、奥ゆかしくて機能抜群のフランス車のランプは何時も感心させられます。 ![]() J鍋の如く大きなエアクリーナー。アフリカに多くの植民地を持っていたフランスでは、彼の地の砂漠に対処して湿式エア・クリーナーが主役でした。我がCXも湿式ですので、スポンジを洗濯すれば何時も新品状態です。何と言う合理主義!これぞフランス。一番奥のスパークプラグ交換は大変そう。フューズボックスもCXと同じですね。 ![]() Kドア・インナーハンドルも素敵です。各種の操作レバーも現代の車と大きな違いは有りませんね。 ![]() L助手席(死語?)のグラブボックス完備です。50年代に三角窓(これも死語?)を廃したデザインの為に、今では当たり前の空気噴出し口がありますが、当時としては画期的なことなのです。ラジオ取り付け用の穴が、何とも時代を物語るところです。
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