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シトロ菌感染記録
−シトロエンノススメ−


その11 モディファイ (第1回)


オリジナルで使用していると何かと不便であったり、不具合が出たり故障したりで、その都度修理をする訳ですが、オリジナルに拘った修理より信頼性の向上や性能のアップ、より快適性を求めるなどで、この20年間に各種のモディファイをしてきました。今回は効果が顕著であったり、性能向上に寄与したものを御紹介し、皆様の参考にして頂こうと企画してみました。



@エアインテーク

  ボンネットにあるエアインテークのガスケットは経年変化で大概劣化しています。このスポンジがボロボロになるとエアコンの外気導入時にエンジンルームの熱を吸いこんでしまい、只でさえ弱い冷房能力を落します。エアダクトに合わせて隙間用のスポンジテープを張ると効果的です。選ぶポイントは風雨に晒される事を念頭に外部用のものを選択する事です。スポンジそのものの材質も各種ありますので、比較的目の詰まったものが好適です。(写真:エアインテーク1〜2)









Aボンネットインシュレーター

エンジン音は静かに越した事はありません。CXに限らず旧い車のエンジンは次第に大きな音を出すようになりますが、出た音を吸収し室内に侵入させない工夫が必要です。そこでボンネットの吸音材に着目です。ボンネットに張る吸音材はカー用品店で見かけますが、市販のオーディオ用グラスウールやスポンジでも充分効果を発揮します。大体の寸法を型紙で取り、止め具の位置も確認します。止め具の頭が小さくてしっかりと止まらない可能性もあるので大きな平ワッシャー?を作りますが、材料は海苔の缶の中蓋や塩ビの使い捨てコップの底を廃品利用しました。(写真:ボンネット1〜3)











Bエンジン・アンダーインシュレーター

ボンネット裏に吸音材を張るだけでなく、それ以上に吸音効果を期待する向きにはエンジン下部にも吸音材を張る事をお奨めします。これには薄めの鉄板を切り抜いてアンダーガード状のものを作成し、その内側に吸音材を張る必要がありますが、ここは排熱や雨天の悪条件を考慮してグラスウールが良いかもしれません。材料としては市販の亜鉛鋼鈑や屋根用のカラー鉄板、アルミ板が加工しやすく好都合です。ダンボール紙などで型紙を取り、エンジンオイルのドレン口を開けて完成です。前方はペリメーターフレームの左右2箇所にボルトで固定、後方は鉄板を横U型に加工してエンジン下のサブフレームの長穴3箇所に押し込む様に引っ掛けます。(写真:エンジンアンダー1〜3)











C外気エアフィルター

CXはじめ、旧い車のエアコンにはポーレンフィルターなどの備えがありません。外気導入モードでは一切のフィルター無しに埃やゴミなども室内に侵入してきます。排ガスや埃を含んだ空気は室内が汚れる最大の原因でもありますし、第一人体にも良い訳がありませんね。これを多少成りとも改善しようと軽自動車用小型ポーレンフィルターを利用すべく適当なものを探したり、各種のエア・フィルターを検討し、種々試行錯誤をした結果、最終的には家庭用エアコンの市販フィルターを使用する事にしました。取りつけ場所はエバポレーター付近が最適と思われたのですが取り付けに難があり、当然フィルター交換にも支障があります。送風ファンの直前が次善の策と考えたのですがエア・フィルターの枠を如何に作るかで暗礁に。結果的には一番簡単でメンテナンスもしやすい場所としてボンネットの外気導入口を選びました。直接外気に接していますし、雨天や洗車の際は当然濡れるのですが、ネット状の金網が張ってあり、柔らかいスポンジ状のフィルターを敷くには最適、しかも家庭用エアコンフィルターは洗浄して何度も使える事に着目、濡れたら序に洗って絞れば良いと<コロンブスの卵>的発想です。型紙を起し、それに合わせてエア・フィルターをカットします。空気の流れは上から下への一方通行なので敢えて押さえの為の枠は作りません。そのほうが洗浄や交換に便利ですし工作も簡単です。現在二枚重ねで実用中、外気の流入も良好で問題無しですが、フィルターの目が粗いのでディーゼルの黒煙除去にはあと1〜2枚追加しても良いかと思案中です。(写真:フィルター1〜5)















Dラジエター

購入後15年以上経過した頃、ラジエターの熱交換に不満を感じるようになりました。外した上でエンジンブロック冷却水路と共にラジエターの内部を丁寧に洗浄すれば回復する事は予想できたのですが、LLCの僅かな滲みも発見し交換を決意した次第です。海外発注の後、二週間ほどで届いた現物はオリジナルよりもかなり薄くなっており、全体の作りも『アルミ然』として熱交換効率も良さそうですがLLCの排出口も異なっており、オリジナルでは付いていたドレンコックも省略されていました。そのままでは交換できず、取りつけには多少の工作と長いボルトが必要でしたが、厚みが減少した分エクゾーストマニュホールドとの隙間が拡大し、思わぬ所でエンジンルーム内の熱気解消に少なからず寄与しました。(写真:ラジエター)







Eラジエタードレンホース

新型ラジエターはドレンコックが省略されていたので、LLC交換の容易さを考えて排水ホースとバルブを設置ました。材料はエアツール用のバルブとチューブです。ラジエターの排水口にホースを接続し、バッテリーやブレーキアキュムなどに干渉しない所にバルブを取りつけ、ペリメーターフレームの下に排水できるようにしました。排水時の勢いで電気部品がLLC液で濡れる心配が無くなり、更にホースの先をバケツに受ければLLCの再利用も容易になるなど大変便利です。エアツール用の赤いバルブと赤いホースが見えますか?(写真:ラジエタードレン1〜3)











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