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前回に引き続き、モディファイの第2弾は照明です。今回はライトの照度アップに効果的な電気的改善策と、前後の補助ランプ追加編です。CXの夜間走行の安全と他車からの視認性向上を目指します。ランプの照度は使用時間と共に低下してくる事は御承知の通りですが、それ以外にも暗くなる原因は沢山あります。影響を受ける筆頭として先ず電圧降下がありますが、オリジナルの配線はあまり太くはない上に、経年劣化で抵抗値も増大必至です。リレーを介してバッテリーからの電圧を直接バルブに供給するデバイスを採用する事で懸案解消、照度アップも狙えます。同時にバルブのホルダーやアースの接点もメンテナンスをする事で、電気の導通も良くなり一層明るさが増します。暗いからと闇雲にワット数を上げるのは考えものです。電流が増えワイヤーハーネスが熱を持ち最悪発火などと言う事になり兼ねませんし、発電容量との兼ね合いも悪くなり、他にも支障を来す原因となります。電気的なメンテ以外にもレンズの汚れは思いのほか照度を下げる原因となりますので、序に綺麗に洗浄します。この際使用末期で黒く煤けたバルブも交換すれば一石二鳥、新車の時の輝きが戻って気分も一新、安全には大いに寄与する事間違い無しです。 @ライトリレー増設 古くからフランス車のライトはレンズカットが美しく、配光も素晴らしいものが沢山ありました。MARCHAL・CIBIEがその代表格で、シトロエンの純正品でもありますね。今から30年以上前に沃素ランプ・イオディンランプが登場したのは仰天でした。現代のHIDなど遥かに越えたインパクト。それまでエジソン発明のタングステンフィラメント電球の時代が連綿と続いていたのですからムベナルカナ。精々シールドヘッドライトの普及期にあっては裸電球とキセノンフラッシュほどの差と感じたのは大袈裟ではありません。当時憧れのライトと言えばMARCHALの通称バケツと呼ばれたタイプです。写真でしか見たこともないヨーロッパのラリーシーンに数多く登場し、特にモンテカルロの山岳シーンは今でも鮮烈な印象が残っています。学生のバイト代1ヶ月分をはたいて、やっと1セットが買えるのですが、舶来モノ!とは言え如何に高価であったことか…。410ブルーバードがラリーで活躍したものこの時代で、せめて東芝製の補助ライトが輝いていたのを思い出します。昔から高性能なライトに憧れ、惹かれた所為でもありませんが、純正ライトには満足できず大概何らかのモディファイを加えていました。CXを購入しても早速ハロゲンバルブに入れ替えて(当時の車検では明る過ぎ!と言う馬鹿げた理由で、フィラメント球に交換されていたのです)CIBIEの性能を堪能したものでした。これで暫く満足していたのですが、フランス車らしくイエロー球に交換したのを期に、当時流行りのライトチューナップに兆戦です。リレーを介してバッテリーから直接ライトに電気を送るシステムで、元のライト配線は単にリレーの微小な作動電流を通すだけなので、ハーネスは多少の劣化や接点不良も影響しません。フューズとリレーは排熱や他の補機類との兼ね合いから写真の如く、エンジンルーム右のホイールハウス上が最適です。これで電圧降下も心配無用、最大限の光量が確保できました。 (写真:light relay1〜2) ![]() ![]() A補助ライトリレー ライトリレーに引き続き、ドライビングランプのリレーも増設しましたが、御存知の如くバッテリー周辺は大混雑でフューズとリレーの置き場所に困り果て、横倒し&宙ぶらりん!での解決です。タイベルで縛り付けただけなのに、これでも動作は安定しており排気管の熱からも逃げる事が出来ました。首尾は上々、プロには思い付かない?取り付けの珍例です。 (写真:d lamp relay) ![]() Bドライビングランプ 旧いヨーロッパ車には定番のH4E・ヨーロッパ球の入手難に対抗し、温存を図る意味から市街地での夜間走行には補助ランプを活用すべく、色気には乏しいと知りつつ再びドイツ物に交換しました。それまでCIBIE〜BOSCH〜SIEMと交換し、今回≪HELLA≫ドイツ物が再登場です。配光は中心がスポットランプのように明るいのですが左右の広がりもあり、市街地で使うには最適です。CXの顔つきには少々ナチが入り過ぎ?ですが実用第一の選択です。補助ランプとしてはフォグランプが一般的ですが、大気の汚染が進み濃霧に遭遇する事が殆ど無くなった現代においては、上下の配光がカットされたフォグランプより、ドライビングランプの方が現実的な選択です。アンバーやイエローを選ぶと雨天や荒天、積雪にも対応できて安心ですね。 (写真:driving lamp, driving lamp sw) ![]() ![]() Cリアフォグ(再) CXなど旧車に属する車種のリアランプは慎ましく、これが優雅でセンシブルなリアスタイルに貢献しているのですが、日本における市街地の道路照明や街の光は尋常でなく明るいので、却って埋没しがちです。無論、暗い夜道や高速道路での視認性も問題ですがこれを解決するにはリアランプの照度アップ(電流も増加)またはリアフォグで対応できます。バルブのワット数上昇は配線の負担も増加する上に発熱によるレンズに対する影響も危惧されるので、極力避けたいものです。ルームランプやマップランプが暗いので安易に5w→10wに交換して、プラスティックのカバーが溶けて変形した!経験があります。この経験を踏まえ照度アップは避け、再度の御紹介になりますが市販のリアフォグを取りつけました。バンパーの牽引フック部に格好のボルトがあり、具合良く収まりますので加工不要で取り付け簡単、センター・コンソールのメクラ蓋にスイッチも収まりお奨めです。 (写真:rear fog1〜2、rear fog sw) ![]() ![]() ![]() Dハイマウント・ストップランプ ストップランプの視認性向上策として別体のハイマウント・ブレーキランプを取りつけました。現代の煌煌と輝く赤いランプの洪水に混じると、一昔前の欧州車の停止燈は恰も昼行灯で追突の危険すら感じます。色々市販されている物の中から品質と性能が満足できるレベルにあり、かつクラシカルなデザインでCXのリアデザインに違和感無く納まる条件を満たしたのは、これまたドイツ物の≪HELLA≫となった次第です。取りつけには一切の加工も穴あけも不要で、パイプ製ランプステーの上下二点をガラスとゴムシールの間に差し込んで固定すれば完成です。高さも角度も方向も全ての微調整が可能であり、流石ゲルマン憎たらしいほどの出来映えです。 (写真:h mount stoplamp1〜5) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Eリアランプ・クラスター リアランプも使用過程で想像以上に汚れますが、綺麗にメンテをすることで驚くほど元の明るさを取り戻せます。トランク内からクラスターを外して洗浄しますが、始めに電球を取りつけたランプユニットの基盤を上に持ち上げて、下部から手前に引き出します。その後レンズ部を外しますが、これもトランク内から上部の板バネ1個を押し下げて、上から先に外します。その際レンズユニットのガスケットを点検し、へたっているようなら交換ですが、市販の5×8mmスポンジ・ガスケットが有効です。これで雨漏りや洗車の際の水の侵入も防げます。洗浄には家庭用の洗剤を利用し、充分に濯いで乾燥させます。各電球のブラケットも点検し、接触不良の原因となるバネの接点を磨き、接点復活材など腐食防止をしておきましょう。 (写真:rear1〜10) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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